マシニング加工日誌

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zoom RSS SUS削りは軽負荷で。

<<   作成日時 : 2010/12/11 07:05   >>

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SUS304のコールド材。支給寸法は
9×75×60が160枚。
9×100×75が40枚の計200枚の注文。

画像


数年前からSUS加工用にとヤフオクで
落札し続けた溝加工OKのC超硬エンドミルが
4Фから20Фまで100本以上在庫してるので
SUS材なんぼでも持って来いってなもんです。

画像


新品が沢山あるのですが今回はあえて
再研磨、再コートに出したのを使って
新品に比べてどの程度違うのか検証してみました。

使用エンドミルはTiAINコートの
ダイジェット10Ф SuperOneCut
4枚刃、ねじれ角45°レギュラー刃長
型番DZ−SOCS4100 

切削条件としては

側面加工はS1900 F420 ae=0.13D、
溝加工はS1600 F350 ap=0.2D。

メーカー標準切削条件は溝加工の場合
切り込み深さ0.5Dですが長時間の連続運転に
なるので0.2Dに落としました。

SUS304の場合はなるべくエンドミルが
軽負荷になるようにカッターパスを作ることが
寿命延長のコツだと思います。

途中で欠けたり折れたりして仕事のリズムが
狂うのが一番嫌なので安全性を重視します。

掛け持ちしないでMCの前に張り付いてる場合は
能率重視でラフィングとの2本立てやら
1回の切込みを大き目に取ります。


ステンレスの溝加工の場合は
10Ф以上のC超硬は使いません。

明けても暮れても304ばかり削っているので
判ってきましたが、304の溝加工の場合
エンドミルの径が大きくなるほど刃持ちが
極端に落ちてしまいます。
8〜10Ф程度の径が一番切れ味が良くて
長持ちすると思います。

ですから25ミリ幅の溝加工があった場合は
20Фがあっても使いません。
10Фで広げていく方が僕が好きです。

第一、20ФのC超硬はまともに買えば
4万以上しますから、SUSにはもったいないっす。
破損が怖いので側面にしか使いません。

304は他機との掛け持ちに適したワークなので
ほったらかしが出来るような切削条件を
採用します。異常音が出るとすっ飛んで
行かないと、バキッといくのが怖いので。

エンドミルは折れても平気ですが
メガEチャックの場合はコレット内部で
折れるから、大いに困ります。

円弧部は4個取りの冶具を作りました。
溝加工での切り離しで0.2Dの5パス。
側面仕上げ1パス。

画像


計200枚なのでさすがに1本だけでは無理で
2本使用しましたが、側面加工のみでは
「いつまで持つのよ」と思うほど寿命は長い。
切削音が気になる大きさになったら交換します。

再研磨屋さんは新品以上の切れ味を目指してます
と言ってましたが、確かに遜色はありませんでした。

SS400やS45Cならばチップ式が断然経済的で
能率性も良いです。

それにしてもSUS304溝加工に対しては
満足できるチップは出てこないなぁ。

先日SBさんがステンレス用チップの新製品を
営業に来ましたけど、どんなもんかなぁ。





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コメント(3件)

内 容 ニックネーム/日時
こでちゃん様、おはようございます。
そうなのですよね。 SUS304は・・軽負荷で、サラサラ削ると以外に刃物が長寿命ですね。
とくに超硬強ネジレTi-AINコーティングだと、イイ感じですね。
ただし、溝の荒加工では・・ダメですねぇ。

私も、ソリッドは・・Φ12までしか使いません。
こでちゃん様と・・同じ理由です。

そして・・スローアウェイを心待ちにしております。
炭素鋼と同じか、せめて8割くらいの効率を期待できるチップ式が出てくれるといいのですが。

高野 二郎
2010/12/11 08:11
高野様、いつもコメントありがとうございます。
どこのメーカーも溝加工にはチップ式はイマイチですが、いっそのこと、ステン用にハイス材質のチップを作ってくれたほうがいいのではと思ったりします。
ラフィングもどうせ先っちょ10ミリぐらいまでしか
使わないのですから。
こでちゃん
2010/12/12 06:40
こでちゃん様、おはようございます。

あは^^ そうですね。 すくい角を大きく取って、厚みを持たせて。 で、ハイスのチップ・・良いかもしれませんね。 
オーステナイトステンレスでは、切れ味が落ちてから欠損までが、あっという間ですもの。
案外、ハイスが活躍してくれそうですね。

では、今週も頑張りましょう〜^^
高野 二郎
2010/12/12 08:25

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